古代ケルト暦 Litha (リーザ)とは
古代ケルト暦(太陽暦)では、1年を8つに分けていました。
Ostara(オスターラ):春分(3月21日頃)
Belter (ベルテーン)5月1日
Litha(リーザ)6月21日頃(夏至)
Lughsaad(ルーサナ)8月満月 8月1日
Mabon(メイボン)秋分9月21日頃
Hahhain(サーウィン)10月31日〜11月1日・11月の満月
Yule(ユール)冬至
Imbolc(インボルク)2月の満月
これらの8つの季節を読み解いていくと
それぞれに様々な意味やメッセージが込められていることが分かります。
夏至(6月21日)は、太陽のエネルギーが最も強くなる日。
ケルト人は、この日を
Lithaと呼び、夏の始まりを祝いながら
地球や自然と調和し、自分を癒し
大いなる存在との繋がりを感じ精神性を高めていたと言います。
暗かった森に太陽の光が明るく降り注ぎ
夏の花が一気に咲き誇る美しい季節。
太陽の女神が宿る日とも言われています。
また、
私たちが生きるこの世界とあちら側の世界の扉(ゲート)が開く日
とも言われています。
この日は、光と闇が交差する日=自分の中の陰陽も蠢く時なのです。
日々の忙しさに追われる現代に生きる私たちは、
巡る季節を味わうことが少ないかもしれません。
それでも、季節は確実に巡り
私たちの心と体に深く関わり影響を与えています。
Litha〜自分に立ち返る〜
Litha(夏至)を境に収穫期が始まるとされています。
作物だけでなく、私たち自身の収穫も始まる時です。
宇宙から(太陽)のエネルギーをいただくだけでなく
私たちが地球(宇宙)と共に生きていることを確認し
自分の内側を見つめてみましょう。
自分は何がしたいのか?
何に情熱を注げるのか?
どんな風に自分を活かして(生かして)いきたいのか?
あなたの魂に聞いてみてください。
あなたは、本当は何を望んでいますか?
Lithaの過ごし方
昨年は、Lithaのワークショップを開催しましたが
今年は、早々に予定が入ってしまい、開催が叶いませんでした。
ありがたいことに、
昨年参加してくださった数名と
参加できなかった方からも、お問い合わせをいただきました。
以下、Lithaの過ごし方をご紹介しますので、参考になさってみてください。
☑︎太陽が高くなり、陽(火)のエネルギーが一番強くなることから、キャンドルに火を灯す。焚き火をすると良いとされています。
☑︎夏至の前日に摘んだ薬草には不思議な力が宿ると伝えられています。お庭の薬草を活用しましょう。
☑︎植物は自然の流れの中で生きていることを知り、自然に感謝し、生かされていることに感謝しましょう。
☑︎太陽の色(オレンジ・黄色)を身につけると良いでしょう。
☑︎黄色の飲み物(カレンデュラのハーブティー・エルダーフラワーのコーディアル)がお勧めです。
☑︎太陽を浴びましょう。
☑︎自分に立ち返る。内側の声に耳を傾けましょう。
☑︎リーザの瞑想《希望、夢、目標が広がるイメージ》をしましょう。
太陽を浴びて(感じて)深い深呼吸をするだけでも十分です♪
ほんの少しの時間、自分と向き合う
私も大切にしたいと思っていることです。
是非、お試しください。