メディカルハーブとは?

薬草」「香草」と邦訳され、人々の生活に役立つ植物の総称をハーブと言います。
そのハーブに含まれる有効成分・作用に着目し、
健康維持や美容に役立てる分野ことをメディカルハーブと言います。

メディカルハーブの魅力

植物が持つ天然の化学物質には、「薬理作用」といってお薬のような働きをするものがたくさん含まれています。

鎮痛、強壮、抗菌、抗ウイルスなどカラダに働きかけるもの
鎮静、抗うつ、リラックス作用などのココロに働きかけるもの

その作用は、60種類以上にもおよびます。

1つのハーブが様々な作用を持つのも魅力のひとつ。
健康な時の人は、ココロもカラダも一定のバランスが取れた状態。そのバランスが崩れた時、人は不調を感じます

しかし、人には、その崩れたバランスを元に戻そうとする力=自然治癒力が備わっています。

メディカルハーブは、自然治癒力の働きを助け、穏やかに確実にココロとカラダに働きかけてくれます。“なんとなく調子が悪い” 等の倦怠状態に、自然の力で副作用なく生命力を増す、薬のいらない健康法です。

ハーブティーの効果

ハーブティーは、ハーブの有効成分をお湯または水で抽出し、体内に取り入れる方法です。
色や味、香りを楽しみながら自然の力を体内に吸収します。

飲むことによる薬理効果に加え、香りを楽しむことで穏やかなアロマセラピー効果も得ることができます。

ハーブティーを楽しむ

色を楽しむ

【アントシアニン】
植物界に多く存在する天然色素で、青から紫、赤など幅広い色調を持ちます。
抗酸化作用や視覚機能改善作用などがあります。

【クロロフィル】
植物の緑色を構成する成分!
抗酸化、解毒、殺菌、消臭作用があります。

【カロテノイド】
抗酸化作用、抗がん作用、目の機能強化作用などがあります。

【フラボノイド】
抗酸化作用、血管強化、抗アレルギー作用、発汗作用などがあります。

香りを楽しむ

植物が放つ香り
お湯を注いだ時に立ち上る香りを鼻から吸収することで、穏やかなアロマセラピー効果が得られます。
心が穏やかになる香り、リラックスする香り、シャキッと爽やかな香り、眠気を誘う香りなど、様々な香りをお楽しみください

味を楽しむ

酸味、甘味、苦味、清涼感など、様々な味をお楽しみ下さい。
シングルでは、飲みにくいハーブもブレンドすることで、味わい豊かにとても飲みやすくすることができます。
お気に入りのハーブが見つかると、どんなハーブも自分好みに仕上げることができます。

上手な入れ方

ホットティー(温浸剤)

1.お湯の温度は高め(95℃位)がハーブの有効成分を十分に抽出できます。
2.蓋をして、3分~5分蒸らします。
 ※長く抽出しすぎると、苦味や渋みが強くなります。
リーフをお湯の中で十分に泳がせてあげるのが美味しくいれるコツ!

アイスティー(冷浸剤/水出し)

1.フィルター付きのボトルにリーフ(茶葉)を入れ、常温の水を注ぎます
2.常温で4~6時間、じっくりと時間をかけて抽出します。
※水出しは、高温で抽出するタンニンなどの渋味成分が出にくいため、口当たりが柔らかくまろやかになります。

リーフ(茶葉)タイプ

1.ティーカップ1杯分(120~150ml)に対し、ティースーン山盛り1杯(1.5~2g)が目安です。
2.ティーポット(180~200ml)は、ティースプーン山盛り2杯(3~4g)でお試しください。
お好みでリーフの量を調整します。

ティーバッグタイプ

1.1包(約2g)に対し、熱湯を120~150ml注ぎます。
2.蓋をして、3~5分抽出し、ティーバッグをカップから取り出してお召し上がりください。

ハーブの保存方法

ハーブは、空気に触れることで酸化します
密閉容器に入れ、冷暗所で保存してください。
紫外線や高温、多湿によりハーブは劣化します。
梅雨の時期や暑い夏は、冷蔵庫での保存をオススメします。
開封後は、できるだけ早く使用しましょう

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